人は、やらなければならない事がある。
それが、望んでない事でも――。
だからコソ、それに向き合った時に違う事がしたくなる。
それが人間の心理と言うものだ。
【君への思いの文】
「好きだ。」
私は好きな人ができた。女性ではない。
私の部下のジャン・ハボック。勿論、男だ。
私はそんな気持ちが言える筈が無く・・・ずっと溜め込んで来た。
それでも、私は良い上司であるように仕事を頑張ってきた。
だが、それは彼にとって痛々しく見えていたのだ。
「大佐。少しは休んでぐださい。体に障ります。」
「有難う。私は大丈夫だ。」
私はニッコリと笑みを零す。
ハボックはまるで捨て犬を見たような、哀れな目で私を見る。
「俺は・・・大佐に倒れで欲しく無いんです。」
「私も、君たちが私のために倒れで欲しくないんだ。」
「少しは頼ってください!!」
「ハボック・・・。」
ハボックは我を思い出したように私を見つめる。
その目は何かを恐れる目だった。
何故だ?
ハボックは私から目を逸らし、震える小声で
「俺・・・大佐が好きなんです・・笑えますよね・・?でも、本当に好きなんです・・・大佐の事が――」
ハボックは、顔を赤くしで言う。
あぁ、同じだったのか・・・。
私はそれが嬉しくって・・。
「ハボック。大丈夫だ。」
「何がッスか?」
「私も、ジャンの事が好きだ。」
そう言うとハボックは、私の方を向き唖然とした顔をする。
そして、淡々と明るくなっていた。
私は、そんな表情を変えていくハボックが面白く思えた。
「俺、大佐のためなら、この人生も心も体も・・全て貴方にあげます。」
「有難う。ハボック。」
そして、その日。私とハボックは抱き合い、笑いあった。
素顔なハボック・・・。萌えv
いやー。我ながら、良い感じだ!!この、『ラブラブ☆でも、ちょっとシリアス風味のロイハボvv』と言う小説がだ!!
いやー。普段のハボックはかなり、ツンテレだからなー。いや・・・ほどんと、ツンだけど・・。テレは無いな・・。うん。
だからこそ!テレを私の妄想の中で作ったんだ!
でも、これも未完成。
ハボックには、甘えた声で私の名を呼んでいて欲しいのだが・・・。
「ロvイv」
「そう、そう言う感じだ!!って・・・アレ?」
私は、つい声を出しでしまった。
此処は職場。
だって・・あれだろ?お姫様が閉じ込められている塔のように高い書類を見たら、つい違う事をしたくなるだろ?だから、私はこの小説を書いていた訳だが・・。
目の前にいるハボックは満面の笑顔で座っている私を見下ろす。
満面の笑顔のハボックは、大抵・・・怒っているって事で・・。
「書類がさっきから、減ってないように見えるのは気のせいですか?」
「き、気のせいだ。ハボック少尉・・。一度、目の検査をしてきたら良いんじゃないのか?」
「いらない親切有難うございます。」
ハボックは尚も笑顔で言う。だが、声は笑っていない。
そんなハボックは、私が今まで書いていた『ラブラブ☆でも、ちょっとシリアス風味のロイハボvv』を奪い取る。
そして、
「『俺、大佐のためなら、この人生も心も体も・・全て貴方にあげます。』(棒読み)」
「あの・・・ハボック少尉・・?」
「なぁ〜んかこの書類、変ですねぇ〜。」
「あっ、いや・・・その・・・」
私はアタフタする。
勿論、周りも聞いているが私とハボックとの関係を知っているから、今更驚かないだろう。
それに、こいつらは他の人にそんな事を話す輩ではないからな。
そんな中、ハボックは尚も満面の笑みで私を追い詰める。
「この書類と今から来るかもしれない書類を定時までに片付けてください。」
「いや、無理だ!最低でも、明日まで掛かる!」
「もし片付けられなかったら、怪我が増えますよ?」
それは、つまり・・・片付けでも、痛い目には会うと!どっちにしろ、私の選択しには『怪我をしない』と言う選択肢は無いと言う訳か!!
「それじゃ、頑張ってぐださいねvロvイv」
そう言って、ハボックはドスドスと足音を荒げながら自分の席に戻る。
私は溜息を付きながら、少しでも怪我をしないために書類を手に取る。
こんな事になった原因の『ラブラブ☆でも、ちょっとシリアス風味のロイハボvv』はハボックが持っていてしまった。
そして二度と戻ってこなかった。
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@言い訳@
はい!テスト前の今!私は書いております!(おい!!)
本当は、エドかアルで『母さんを練成した。そして二度と戻ってこなかった。』としたかったんですが・・・。どう書けば良いのか・・・。だから、書かずに終わり・・こんなギャグだか何だか分からないものに・・。最初の文は甘くしようと思ったのですが・・できず・・。色々とスイマセン;では失礼します。 (平成19年 6月29日)
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