黒の教団には班長同士+室長の会議がある。


 班長会議。


 それでは、今後取りえて欲しいモノや苦情などを言い会う機会。


 の筈なのだが・・・。



【Meeting】



 此処は会議室。そこには各班長と室長が椅子に座っていた。基本、会議は室長中心に進められるが、室長の希望で進行は科学班班長、リーバー・ウェンハムがしていた。


「それでは、議題に移ります。ある者は挙手をしてください。」

「はい。」


 すぐに手をあげるのは婦長であった。婦長は立ち上がり、リーバーを睨みつける。リーバーはその迫力に身を引いてしまった。


「科学班は疲労で倒れすぎなので、ちゃんと休んでください。」

「は、はい・・・努力します;」

「努力?」

「い、いえ!分かりました!気を付けます!」


 毎回毎回言われている事だが、慣れる事などない。毎回毎回びびってしまう。太い注射が嫌いだから尚更リーバーはビビってしまう。

 そんなリーバーを横目にコムイはニヤケ、リーバーの額を突っつく。


「もうvV無理しちゃいけないよvV」

「ちょっ、コムイさん!今、会議中なんだから!えーっと、他にありますか?」


 リーバーは改めて前を向く。そんな素っ気ない恋人にコムイは頬を膨らませながら前を向く。まるで、早くしてよ、と言ってるような目で見る。その時、ジェリーが手を挙げ、立ち上がる。


「私はいつも通りで良いけど、コムイちゃんとリーバーちゃんがイチャイチャしすぎだと思うわ!」

「え;」


 ジェリーの一言でリーバーは顔を紅潮させた。んな、イチャイチャなど・・・。実際は一緒に食事をするのは少ない、が、する度にコムイの、食べさせて、の願いが来て、仕方なくリーバーが食べさせるのだ。

 後はコムイが、はい、あーん、と来てリーバーはそれを食べたい為普通に答える。後は平気で、愛しているよ、と呟いたりする。などなど、言えばキリがない。

 そんな苦情に婦長も来る。


「こっちも、疲労で倒れた人を犯すのは止めてちょうだい。病室のベットはそんな事をする場所じゃないわ。」

「ス、スイマセン;;」


 リーバーは顔を紅潮させながら謝る。それを見てか見て無いか通信班の班長も付け出す。


「通信回路でイチャイチャ話すのは止めてください。」

「スイマセン;てか、それはどっちかと言えば室長が悪いんじゃないスか!」

「えー僕?」


 そう。通信は室長からであり、リーバーは受け取るほうだった。確かに、毎度毎度そんなイチャイチャで通信路を開くなど、一番嫌なパターンである。


「だって、リーバー君、会いに来ないんだもん!」

「俺はオンリー仕事中です!」

「もう、リーバー君そんな事を言っていたら、婦長にふとーいふとーい注射打たれるよ。」

「うっ;;」

「そして僕のふとーいふと―――」

「ちょっ!下ネタ禁止!!」


 リーバーの鋭い突っ込みにコムイは、チッ、と舌打ちをする。たが周りは、ナイス突っ込み!、と思った。


「え〜っと・・・気をつけます!他にありますか?」

「私から言いかな?」


 そう言うと医療班班長が立ち上がる。


「科学班班員が怪我をしたりするが・・・研究室にも救急箱を投入してみてはどうですか?」

「あー確かに。実験室で怪我になりやすいし・・・足りない材料とかも薬があれば材料にもなるし・・・」

「薬を化学実験に使わないでくれるかしら?」

「っ!!スイマセン!!」


 それでも、その案は後に通る事になる。


「僕からも良いかな?」

「?室長から何で珍しいスね。どうぞ。」


 コムイは座ったままリーバーを見る。


「婦長も言っていたけど、科学班は倒れすぎだと思うよ。まぁ、昔比べたら少ない方だとは思うけどね。」


 まさか、科学班の苦情とは思わなかったリーバーは冷や汗をかく。コムイの目は本気だ。


「特に科学班班長、君が倒れすぎだよ。」

「・・・スイマセ――」

「謝るくらいなら、自己管理をしっかりする事!」

「・・・はぃ。」


 倒れないようにしていても、仕事上仕方なかった。でも、それを言い訳など出来ない。結局は、結果と自己管理の世界だ。自己管理が出来ていないリーバー自身が悪い。

 真剣に怒られ、リーバーは本気で落ち込んだ、が、頑張ろうと同時に思った。


「と、言う事で夜はお仕置きタイムねvV」

「はい・・・え?」


 お仕置きタイム?リーバーはその言葉の意味に繋がる行為を頭の中で広げる。そして、顔を紅潮させてしまった。


「な、何言ってるんスか!アンタは!!」

「えー何って?てかさっき、はい、って言ったよねvVね、皆w」


 コムイが問うと周りは複雑そうに首を縦に振る。


「ほらっvV」

「だからって、やりませんからね。」

「やるって何をたい?」

「はい?・・・ぁ・・・。」


 コムイの意図が分り、机に肘をつき、その手で目元を隠した。コムイは確かに、お仕置き、と言った。でも、何の、お仕置きかは言っていない。勝手にリーバーが想像し、顔を紅潮させたのだ。

 まぁ、実際はリーバーの考えは当たっている訳だが・・・。

 コムイはニヤニヤしながら尚もリーバーを追い詰める。


「リーバー班長は僕が何のお仕置きをするか分ったのかい?何だと思ったの?」

「それは・・・。」

「言ってごらん。」

「いや、まぁ、お仕置きか、嫌だなーと。」


 リーバーは口を濁す。たが、コムイから逃れる訳が無い。コムイは目線をずらすリーバーの両頬を掴み、無理矢理コムイの方を向かせる。


「言ってごらん。」

「〜っ!てか、もうそろそろ口出ししてくださいよ!」

「いやー微笑ましいなーと思ってね。」

「同性と異性では違うのかしら、と思ってね。同性も異性もイチャつきは変わらないようね。」

「それで良いんスか!」


 女性二人―後一人は♂―は興味があるらしく見続ける。男性陣も何故か見る。班長の中で一番若く、室長に一番近いリーバーに興味を持つから。それでも、見れば見るほど、リーバーが何故か哀れに見えてしまう・・・。


「今は会議中です!」

「えー言ってよー。」

「もう、知りません!」

「えー。」


 コムイはその言葉を聞き、コムイはリーバーの首筋に近づき、甘噛みをした。甘噛みされで、痺れるような快楽がリーバーを襲った。


「当ててあげようか?リーバー君がどんなお仕置きを想像したか。」

「ちょっ、コムイさん・・・今会議中・・・」

「リーバー君さっきR指定の事考えていたでしょ?だから、顔も真っ赤で、言いたくないんだ。」

「違っ、もう、離れでください。」


 リーバーはコムイの体を離そうと押すが、上手く力が入らなかった。

コムイはようやく離れ、班長等を見る。その瞳は光など無い。漆黒の瞳。


「リーバー班長と深く仲良くする人は粗末するつもりで。」

「ちょっ、何言ってるんスか!!」


 班長等はお互いに顔を見合わせた。ジェリーが手を挙げ、立ち上がる。


「って言うよりも、イチャつく場所を選んで頂戴。見てるこっちが恥かしいわ。」

「はーい。でも、リーバー君とイチャイチャしたいんだもん!」

「だもんじゃない!!」


 結局会議はぐだぐだで終った。その後、何故かリーバーは周りから、お疲れ様です、苦労してるんですねー、と言われたとか言われないとか。


 そしてお仕置きは実行されたとさ☆めでたしめでたし。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
@言い訳@リクエスト内容⇒『班長会議でラブラブなコムリバ』

 本当にスイマセン!!もはやラブラブと別次元に飛んでますね・・・(殴:本当だよ!)周りはただリーバー班長の苦労さに手を拝むだけです^^;後、婦長の医療班班長は別だと思ったり・・・(殴)
 気に入らなかった申しててください!
 色々とスイマセン。失礼します。平成20年8月8日


背景画像提供者:Abundant Shine 裕様