何で?


 リーバーはまだ疑問を抱いた。


 クロス元帥は女好きだ。でもたまにリーバーを犯しにくる。それでも、密かにリーバーを捕まえて、だ。そんなクロス元帥なのに、何故あんな人前でリーバーを連れて去ったのだろうか?


 これじゃぁ、まるで・・・。



『俺のだ。手出しするな。』と言ってる様だ。



【A Contest After That】



 リーバーは酒臭いクロス元帥の部屋に連れてこられ、ベットに投げ込まれた。起き上がろうとするリーバーにクロス元帥は上に被さり、両手を片手で一つにまとめ、抵抗でき無い様にする。

 リーバーは抵抗をしようとするが、もう手遅れだった。


「離して下さいっ!!」

「できないな。」


 そんなの最初から分かっていた。クロス元帥はそう言う人だ。意味の無い事などしない。

それでも、はい。そうですか、と言って黙って犯されるリーバーでもない。少なくとも、今の状況が知りたい。何で犯されそうになってるか。何で人前でリーバーを奪うような行為をしたのか。


何でそんなに怒ってるのか。


「理由無く犯されるのは嫌です。」

「あ?言っただろ?『一人で酒を飲むのでは詰まらん。暇潰しに付き合え。』って。」

「その理由で合ってるとは思えないのですが?」


 リーバーは冷や汗を流しながら苦笑を浮かべた。そんなリーバーは見てクロス元帥はニヤリと笑みを浮かべた。


「そう思うなら、そう思っておけ。」

「何でそんなに怒ってるんですか?それが気になるんです!」

「そのデキの良い脳ミソで考えろ。」


 クロスはクククッと笑いながら器用に片手でリーバーのネクタイを解く。


「じゃぁ、怒ってる、は否定しないんですね?」

「・・・それを確かめで、どうなる?犯される事を拒否する事など、今のお前には無い。声を出さない気か?」

「それでも、意味も分からずやけくそで抱かれたかないです!」

「それはお前の考えだけだろ?実際にやけくそで抱くかは分らない。それに、やけくそだとレイプだろ。俺はレイプをしない主義だ。」

「いつもレイプ当然に犯してるくせに―――ん。」


 リーバーの言ってる途中でクロス元帥によって甘噛みをされる。首筋にされたと思ったら耳の穴の中をレロッと舐められる。リーバーはその快楽で体を小刻みに震わす。

クロス元帥は笑みを浮かべながらリーバーの耳元で吐息のように呟く。


「教えてやろうか?何で怒っているか。」


 リーバーはそれを聞くと縦に首を振る。クロス元帥は笑みを浮かばせながら、リーバーの頭を横に向かせる。そして何故かタバコに火を付け、口に銜えた。

 その時、リーバーは気づいた。タバコの火を当てる気だ、と。リーバーは頭をあげようとしたが、クロス元帥の片手でベットに押し付けられる。両手も体も動かない。

 クロス元帥はリーバーに近づく。そして銜えていたタバコをリーバーの首筋に当てる。ジュジュと音が鳴る。


「ああっ、あ、熱い、クロス元帥!」


 クロス元帥は煙を消すようにタバコをグリグリさせる。その熱さに痛みにリーバーは声をあげてしまう。

後に煙は消えた、が、タバコを当てられた首筋の皮膚は焦げ落ちており、少しの風だけでも、少し触れただけでも痛みを伴ってしまう。

 クロス元帥はそれを知ってる筈なのに、黒く焦げたそこを舐める。リーバーは痛みで眉をひそめた。


「此処、知らない痕があった。」


 クロス元帥はボソッと呟く。リーバーはそれを聞いて思い出す。そこに痕を付けたのは、コムイだ。コムイがティキに見せびらかす為に付けた痕だ。

 しかし、何故クロス元帥は此処までするのだろうか?こんな加虐をするのだろうか?それとも嗜虐してるだけだろうか?

 クロス元帥は尚もリーバーの焦げた皮膚を舐め取る。


「ク、クロス元帥・・・痛い。何でこんな事を・・・。」

「一生消えない痕を創る為だ。ノアやコムイが近づけないように、マーキング。」

「マーキングって・・・?っ!」


 リーバーの疑問に答えず、クロス元帥はリーバーの首筋を舐め続ける。



「し、嫉妬ですか?」



 リーバーは恐る恐る聞く。クロス元帥はようやく舐めていた舌を離す。そして満足そうな、優しい笑みをリーバーに向ける。


「そうだと言ったら?」

「・・・。」


 そんなの、どう反応すれば良いか分からない。


 クロス元帥は男。リーバーも男。女性なら喜ぶかもしれなが、男としてはどう反応すれば良いか分からない。

 男同士でしかやった事が無いリーバー。かと言って、女性も男性も恋はした事はない。何が恋か、何が愛か、分らない。


 ただ、そんなに悪い気はしなかった。


 勿論良い気も無い。


 答えを出さないリーバーにクロス元帥は優しい笑みのままリーバーの口内を犯した。そして離れた時もやっぱし優しい笑顔だった。


「俺以外は相手するなよ。リーバー。」



 やっぱしクロス元帥は最強で、リーバーは可哀想、だ。


 それでも、結局はそれは一般論。二人はどうなのか、誰も分らない。


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@良い訳@リクエスト内容⇒【A Contest】のその後

 本当に、本当にスイマセン!!もう、何プレー何で言わないでください(殴)根性焼きプレー?(殴)リーバーさんは皆のアイドルですよwアイドルだから束縛したいのさ(ド殴)
 気に入らなかったら申しててくださいm(_ _)m
 色々とスイマセン。失礼します。平成20年8月10日


背景画像提供者:MECHANICAL
 asagi様