此処は科学班フロア。今日も平和に眠そうに仕事が続けられている。
「相変わらず、眠そうさ。」
「仕方ないよ。後、ちょっと待ってね!」
「ん。」
ラビは借りた本をジョニーに貸していた。すぐに終わる、と言ったのでラビは科学班フロアまで行っていた。
科学班フロアは何時もより人数が少なかった。ほどんとの人が倒れたのだろう。ザッと見て20人以下。
その時、科学班フロアに入って来た者が一人。短髪の明るい茶色髪に色素の薄い青い瞳。そう、科学班班長、リーバー・ウェンハムだ。
「あれ?班長、休憩中じゃなかったんですか?」
「そのまま寝て、次の日は休みだ!って喜んでましたよね?」
「・・・悪漢を感じるのを俺だけさ?」
リーバーは何を思ったか、科学班フロアの唯一の扉を閉めた。周りは科学班フロアの光だけで、一段と暗くなった。
リーバーは笑みを浮ばせた。
「これから、せっきょを行う。みな、おれの前で一列になり、正座をしろ。」
「やっぱしさ!!!!」
【A Sermon Again】
科学班班員全員リーバーの前で正座をした。そして近くにいた時、分かった。リーバーからお酒の臭いがした。
「説教と言うお仕置きが始まるんさ?」
「班長はスイッチが入ったら別人格のように恐ろしくなるしな。」
「ほら、タメ口を開かない。おれはせっきょをしゅるんだから。」
酔ってか、口調が怪しいリーバー。それがまだ恐怖心を増量させる。前はまだ意識があった。意識が薄れている今、どんな事をされるか・・・。
その時、ロブが何か思いついたように班長に話しかける。
「班長!じゃぁ、俺を説教してください!」
「え、ロブってドMだったの?」
「違っ!ただ、こう思わない?ドSをいっばい出させて、ドSパワーを無くさせるって。」
「いやいや、ちょっと待て!ドSって言うのは性格あるいはびょ―――」
「じゃぁ、ロブ、コッチおいで。」
「はい。」
リーバーの誘いにロブは立ち上がり、リーバーに近寄る。マービンはそんなロブを見て手を伸ばすが、届く訳がない。
ロブの考えはリーバーの中のドSをエネルギーと考え、そのエネルギーが無くなるまでやろう!と言う事だ。確かに、何時もと違う班長から見て、何かが取り憑いてる、あるいは溜まっていると考えた方が楽かもしれない。
リーバーはロブを縛りつける。そして足を開く、M字開脚なるように縄で無理矢理させた。ロブは顔を赤く染める。
「そのまま放置プレーな♪」
「えええっ!?」
「てか、ドSって言うのは性格と病気の二つがあるが・・・班長の場合、病気だろ?だから逆に煽ると思うけどなー。」
「それ、早く言ってくれ!マービン!」
「まぁ、どっちにしろ、放置プレーじゃぁロブの考えも実行できないな。」
マービンは何処か遠く何処かを見つめる。逃げられない。誰かが被害になれば、それが煽りとなり強くなる。
リーバーはロブをうつ伏せにし、その背中に座る。容赦の無いリーバーに科学班+ラビは身が下がる。
「何でエクソシストは俺だけなんさ!?」
前みたく床に押し付けられたり、叩かれたり、R15発言されたりするかもしれない。それが密かのトラウマになっているラビにとって、それは苦痛でしかない。
「取り合えず、選択肢をあげようか?」
リーバーはニッコリと笑みを浮ばせながら左端の人に近づいた。そして左端の科学班班員の顎の下に指を潜め、上を向かせる。
「選択肢は二つ。自分が受けるか、右にその権利を回すか。」
それを続けると、最終的に辿り着くのはエクソシストのラビ。でも、エクソシストを怪我させてはイケナイ。班長の名誉をかけても。婦長の怒りを買わない為にも。
たが、今のリーバーからドメスティック・バイオレンスを受けると言う事は、死、を意味する。死、じゃなくでも、一生傷が残るだろう。身体の心の傷が。
「み、右にま、回します!」
「フーン。」
そう言うと手を離し、左にずれる。やっぱし、恐怖感から逃げられなかった。
床に押し付けるのも靴を舐めさせられるのも苦痛だからだ。
「み、右に!」
「右に回します!」
「う、受けません!スイマセン!」
そして次々に回し、ラビの一個手前まで来る。マービンの所まで行く。
「お前等!」
「〜「スイマセン!!」〜」
「さて、マービン。どうする?」
リーバーは笑みを浮ばせながら言う。マービンは冷や汗をかきながら、右を見る。ラビが両手を組み、目を潤ませていた。まるで狼が目の前にいて、助けを求めている兎のようだ。
マービンは深く目を瞑る。そしてゆっくりと目を開き、リーバーを見つめる。
「分った。」
「マービン!」
「右に回す。」
周りが固まった。そしてラビが一気に涙を滝のように溢れさせる。
「何でさ!!普通は此処は、俺が受ける、だろっ!」
「知るかボケ!分った、の時はそうしようと思ったさ!でも、前の物体お見たら、出来なかったんだよ!」
目の前の物体。足を開きながらうつ伏せになっている、もはや魂が抜けているロブ。確かに、あれは、死、だろう。あの体勢は男として、人として痛い。しかも、その上にリーバーが乗ったのだ。余計痛いだろう。
リーバーはラビを見る。
「別に良いさ。もうやけくそさ!俺を犯すなり叩くなり、何でもするさ。」
ラビの言葉を聞き、リーバーは溜息を吐く。そして離れる。
「ラビ、もう良い。帰っても良い。」
「え?」
「それとも、犯されたいか?」
「いえ!」
それでも、ラビは納得行かなかった。さっきまでドSモードだったのに、何故リーバーはラビを犯さない?
「はんちょ・・・?」
「お前等には呆れた。」
リーバーはそう言うと科学班班員を睨む。科学班班員は身の芯から震えが襲われる。
「言っただろ?説教だって?お前等は自分勝手だな。自分だけが救われれば良いか?」
「っ!スイマセン・・・。」
つまり、試していたのだ。右の相手が犠牲になるなら自分が!そう言う事を望んでいたのだが、最後まで無かった。
「あの、ロブは?」
「あーあー、まぁ、それは理論違いだな。取り合えず縛っておいた。まぁ、合格だな。」
「だったら、解いてあげてくださいよ。」
科学班班員の言葉にリーバーは目を見開いた。
たがすぐに笑みを浮ばせた。
「ははっ、大丈夫。すぐにそんな事を思わせないように、説教をするから。」
ラビはそれを聞いて立ち上がり、逃げる。
「ラビ?!」
「が、頑張れさ!」
ラビは全力疾走で科学班フロアを出た。
リーバーは科学班班員にニコォーと笑みを向けた。
その笑みに身を下げる科学班班員。
「取り合えず、入門編から。体、縛ろうか。」
リーバーはそう言うと楽しそう笑みを浮べ、縄を手に持つ。荒い息のまま近づく。
その後の事は知らない。その場に居た科学班班員の体には確かに縄で縛られた後や殴られた後がついているが、リーバーに普通に接していた。
それが何故かも知らない。
ただ、その科学班班員は異常に優しくなったそうだ。
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@言い訳@追加リクエスト⇒『より多くの人が犠牲になる』
ドS的な話じゃなくでスイマセン!それでも、その後が・・・緊縛プレーで靴や床を舐めさせるプレー。逆らったら、殴る蹴るの暴力・・・って、ただの酷い人じゃん!(ド殴:お前が書いてるんだろ!)普段は優しい人なんです。班長は。
気に入らなかったら申しててくださいm(_ _)m
色々とスイマセン。失礼します。平成20年8月15日
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