【崩れ散る星】


 俺、ジャン・ハボックは今大佐、ロイ・マスタングの家にいる。

仕事から帰ってきで間もないために俺と大佐はソファーでグッダリとしている。


 俺と大佐は明日、一緒に休みだ。だから今日は深くやるだろう。

だから食事を早めに取って風呂入って早くやって・・・寝たい・・・。


最近、テロやらテロやらテロやらと忙しかったからな。やっと平和になった。

 だから正直眠い。帰ってきてからゾッと疲れが出てきたのだろう。眠い。


「ハボック・・・。」

「何ッスか?」

「ご飯・・・。」

「今、夢で頭が離せないッス。」

「今からその夢を悪夢にしてやろうか?」


 そんなぐ〜だらな小声が続く。

正直、大声で張り合う気がしない。いや、する気力が無い。

 そんな小言も疲れ切ったのだろう大佐は小さな寝息を立て始めた。

俺もその寝息につられて寝てしまう。



「――きろ。ハボ――起きろ。ハボック。」


 俺は大佐の声で目をゆっくりと起きる。

部屋は真っ暗に近かった。

 俺はそれに気付いてバッと起きる。


俺は一体何時間寝てたんだ?


「スイマセン。大佐・・。今すぐご飯を作りますね!」

「それよりも、コッチへ来い。」

「はい?」


 俺は意味も分からぬまま大佐に手首を捕まれ近くのベランタへ行く。

そこで機嫌の良い理由が分かった。


べランタの真上には屋根が無く、紺色の空に白い星が曲がり流れ落ちていた。

それが一つ二つの話では無い。かなりの数だ。


「うわっー凄いッスね!凄いッス!」

「そうだな。」

 俺と大佐は幾つものの星を見続けた。


そして少し時間が経った頃


「なぁハボック。」

「はい?」

「流れ星は確か、流れ落ちるまでにお願い事を3回言うと叶うんだってな?」


 俺は大佐の乙女チックな考えが可笑しくてつい大声で笑ってしまった。

大佐はソレが面白くないのかムスッとした顔で星を見る。

 俺は頑張って笑いを堪えながら


「そうだと・・・きィてますよ。」

「そんな顔で言われても説得力は無いけどな。」


 そんな顔って言うのはきっと『笑を堪えている』顔だろう。

いや〜世間一般て言う『イケメン』がクサイ台詞を言うのはまだ理解できる。

が、『イケメン』が乙女チックな事を言ったらな〜。まぁ、女性だと『素敵v』とか言うんだろうな。俺は男だから笑ってしまった。


 俺は未だに笑が抜け切れず、思い出せばククッと漏らしていた。

大佐はそんな俺を見てムッとした顔のまま


「でも、そんなの不可能に近い。」

「何がッスか・・?」

「流れ星の願いことの話だ。良く考えてみろ?秒速数Kmから数十Kmという猛スピートで落ちてるんだ。しかも、光始める距離と燃え散るまでの距離は約100Km〜120Km。どう考えても落ちるまでに3回は言えないだろ?」


 いや、そんな難しい事を言われても・・・。

大体叶う訳ねぇし。


「まぁ、結局は伝説ですから。」

「そうだな。そうだハボック!私が確実に叶う伝説を考えるのはどうだ?」

「いや・・・そう言うのは勝手に考えて良いものなんですか?」

「構わん。私が決めた。」


 決めたって・・・。

俺は思わず溜息をつく。

 本当にこの人は子供だ。


「って?何の伝説を作るんッスか?」

「・・それはな・・。」


 俺は呆れながらそう言うと大佐はククッと笑い出す。

一揆に嫌な予感が俺の中に走ったが遅かった。


 大佐は俺の唇を塞ぎ俺の口の中に舌を進入させた。

そして俺の舌と絡める。俺も最初は抵抗していたが途中から絡める。


 そして少しの間ずっと絡めていて大佐は唇を離した。

俺は赤い顔を見せたくなかったから腕で口を拭うようにして頬を隠す。

大佐には分かっているだろうが・・・。


「どうだ?この伝説は行けると思うが?」

「何でどうなる伝説ですか!」

「簡単な話した。流れ星の空の下でキスを10分ぐらいする。その時にお互いお願い事を考える。その時お願い事が同じだったら叶う。そう言う伝説だ。」


 それはかなりロマンチック的に言われているが・・・プラトニック以外の人は大抵、それ以上の事を考える。
結局は相手を無理矢理やらせる口実にしかならない。まぁ、俺は嫌じゃ無いけどな。大佐も無理矢理やらせる事は無いし。

それ以前に、流れ星10分間も流れねぇし。


 しかし、そうすると・・・俺は間違いなく大佐と同じ事を考えている。

やる事に文句は無い。

 だた、この伝説の意図をすぐに分かったのが嫌なのだ。

嫌って言うか・・・恥かしい・・・。


 俺は顔はきっと真っ赤だろう。チラッと大佐の顔を見る。

大佐はイタズラを成功させた子供の笑みをしていた。

 俺はそれがムカついて空を向き直す。

さっきと同じなのに違うように何故か見えた。


 空から降る幾千の星に目が眩んだ


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@良いわけ@
 話が繋がって無いですね《遠い目》
とにかく、一番少ないロイハボを書かなくでは!と思い書きましたが・・・何か変な話に・・・。
後、流れ星の100Kmとかありますが・・・アレは私のテキトーな仮説です。でか、3回のを10回だと思い込んでましたからね^^そりゃ無理だわと思いましたが、3回なら大丈夫かな?と思えたり・・・。
色々とスイマセンでした。 では失礼します。平成19年8月7日

背景画像提供者:Atelier Black/White 氷室夕霧様