愛している。そんな言葉だけじゃ伝わらない。

そう思ってるんですか?

伝わってますよ。怖いほどに。


だから、そんな馬鹿カップルみたいなこと、止めません?



【Feed a Your】



 今日は久々に中佐が東方が来た。最初は仕事。定時を過ぎ、家に帰る。その時に人気の無い所では手を繋いだ。恥かしかったけど、中佐の温度を感じて・・・嬉しかった。

 家に帰り、俺の唯一作れるオムライスを作る。その時も中佐は子供のように、まだー?、と聞きながら俺を後ろから抱きしめる。そのせいで少し焦げた。それでも、美味しいvV、と嬉しそうに食べてくれた。

 と、これだけでも馬鹿カップルみたいだが・・・いや、実際そうなんだけど・・・。


「ん?ジャンどうした?顔赤いぞ?」


 中佐は俺の顔を覗き込む。俺は掌で顔を隠す。勿論、真っ赤になったのは、さっきまでの行動を思い出し、気恥ずかしくなったからだ。


「俺と中佐って、馬鹿カップルみたいだなーと思いまして;」

「馬鹿カップルねー。じゃぁ、もっと馬鹿カップルをする?」

「しなくで良いです。世間の目が痛いです。」


 中佐の悪戯な笑みに俺は返す。俺は男で中佐も男だ。軍の中ではそんなには珍しくない。特に戦争に行ってる時は。

 それでも、世間は軍をそんな所ではないと思っているし、軍にもバレじゃぁいけない。下手すれば首を飛ぶ。


「世間ねー。んなの俺は気にしないけどなー。」

「俺は気にします!」


 中佐は結構の地位で頭もキレるから軍を首になる事はないし、されてもすぐに良い職にだろうけど、俺は中佐と違って馬鹿だから出来ない。あぁ、悲しい差・・・。

 中佐はクスクスと笑いながらスプーンにオムライス一口を乗せる。そしてそのスプーンを俺に向け、近づける。


「今だけは良いだろ?ほら、あーん。」


 俺は渋々スプーンに載るオムライスを食べる。顔が熱い。きっと真っ赤だろうな・・・。

 中佐は楽しそうにオムライスをまだスプーンに乗せ、俺の向ける。俺は首を振る。


「えー何で?」

「口、まだ入ってます。」

「そんなにいっぱい入ってないだろ?」


 確かに入ってない。半分も入ってない。でも、無理、だ。

 中佐は口を尖がらす。いや、尖がらせても、俺が困ります。


「中佐が思ってるほどに、恥かしいんですよ。」


 俺は顔を真っ赤にし言う。

 中佐に口を開け、見せるなんで、恥かしい。その後も、また口の中に残ってるのに見せて・・・食べる気を失う気がする。いや、絶対する。


「俺はその、真っ赤なジャンの顔を見るのが好きなんだけどな。」


 中佐はそう言うとオムライスを乗せたスプーンを皿の上に置き、俺の両頬を触る。

 中佐は俺の顔をジーと見つめる。そう思ったらすぐにククッと喉から出し、笑みを浮かべる。


「やっぱしな。」

「なんれすか?」


 頬を触れている為、上手く喋れない。それを見て中佐はより一層笑みを深める。



「ジャンは有無言わずに、可愛い。俺だけが知ってるジャンだ。」


 中佐はそう言うと俺の頬を今度はつねで、外に伸ばす。痛い;


「しゅうしゃ、いはい。」

「馬鹿カップルで良いんじゃねぇ?幸せなら。」

 中佐はそう言うと、ニヘ、と笑う。俺もつられて口の両端を上げる、が、すぐに戻す。抓られる頬が痛い。



 馬鹿カップルみたいだ。


 だからやめて欲しいと思った。


 でも、やっぱし・・・。


 またこのままが良いなー。


 出きれば、ずっと、このままで。


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@言い訳@
 はうっ!またもや鋼が久しぶりでヒュハボに!(殴)これは、部活で皆に、あーん、とされて凄い恥かしいと分った、そんな話です(ド殴)半端なく恥かしいです。(殴:知るか!)
 色々とスイマセン。失礼します。平成20年9月25日


背景画像提供者:Abundant Shine 裕様