好きで 好きで 好きで たまらなかった。
相手は、ジャン・ハボック。階級は准尉。男。
今更男同士は珍しい事では無い。
【In front of me】
俺はマース・ヒューズ。階級は少佐。
俺の親友のロイ・マスタング。階級は中佐。
そして、ロイの部下。ジャン・ハボック。
俺は中央から東方に出張した時、いつも俺はハボックの事を目で追う。
「気になるのか?」
「えっ?」
俺はロイの言葉にマヌケな返しをしてしまった。
いや、さすがに急に言われたらそうなるって。
「何がだ?」
「ハボック准尉の事をだ。」
うわー。やっば分かるのか?
ロイは、ハボックを見ている俺の事をどう思うのだろうか?
平然と言っている事は『ハボックの今後の期待』を想像しているんだろうなー。
ただ、俺は恋愛感情で見てるんだよな〜。悪いけど。
でも、変におもわれるのが嫌だからロイの考えている事に沿って言う。
「あぁ。アイツは結構良い筋をしている。あいつなら良い軍人になれる。」
「確かに。体力もあるし、中尉には及ばないが銃の腕も中々だ。」
ロイはクスっと笑いながら俺の方を見る。
口元は笑みだが、悪びた笑みでは無かった。
だが次の言葉で、見方が変わった。
「だがお前がハボックを見ている目は、恋愛の目なのだろ?」
俺は手に持っていた資料を、思わず落としでしまった。
ロイのさっきまでの笑みが何故か悪い笑みに見える気が・・。
俺は口をバクバクしながらロイを見る。
きっと、顔は真っ赤だろうな・・。
「な、な、何をいい、言ってるんだ!!?」
言葉もかなり噛んでいる。
そんな自分に俺は驚いている。
ロイはそんな俺を見て、ククッとさっきよりも楽しく笑っていた。
「まぁ、そう慌てるな。って?その反応は、そう言う事で良いのか?」
「えっ、あっ・・ち、違うに決まっているだろ!?」
「そうか。そうなんだな。」
前から注意はしていたが・・・自分の分かりやすさに顔から火が出る気分になる。いや、なっているのか。
「そんなに分かりやすいか?」
「分かりやすい。少なくとも、大部屋のメンバーは気付いている。」
「そうか・・・って・・えぇ?!」
ちょっと待ってくれ・・・。結構、スラリと言ったけど・・結構、重大な事だぞ!?
って事は・・・ハボックも気付いているって事か?!どんだけぇ〜、俺って分かりやすいんだよ!!
「安心したまえ。ハボックは鈍感だ。もし気付いても、他の人には言わないだろう。」
いや、言う言わないの問題じゃないから!
ちょっ、ヤバクねぇ?
「ヒューズ。もう、告白でもしたらどうだ?」
そんな事をよく、平然と言うな。まぁ、盗聴されている事は無いだろうが・・。
「いや、でもなー。まぁ、確かにこの軍部内では男同士は珍しい事では無いが・・。」
「告白するべきだろう。いや、告白をしろ。コレは命令だ。」
ロイは完璧にドス黒いオーラーを出す。
こりゃぁ、完璧に楽しんでいるな〜。
しかし、命令ね・・。親友だとしでも、この軍の中では上司だ。
これでも、ロイなりに気を使っての命令だろうな。
俺はフゥ〜と息を吐いた後、
「イエッサー。」
と言う。
俺は今から告白をする。
今、ありえないほどに緊張している。
それでも、俺は本当にハボックの事は好きだ。
好きで 好きで 好きで たまらなかった。
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@言い訳@
ヒューズ→ハボです。
この後、告白は成功します。
私の中で、ヒュハボでのロイはフォロー役です。
逆にロイハボのヒューズはフォロー役です。
中尉もそうだと良いな〜っと。ブレタはハボックさんの心支え役でv
っと勝手に考えていますが、一度もブレタや中尉が出てきていませんv
これから、出したいと思います^v^;
では、失礼します。(平成19年 7月9日)
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