「ハボック少尉・・・・。」


   桜の木の下。


「・・・?どうしたんッスか?少佐。」


   桜の花びらが散る。


「・・・・ハボック少尉・・・。」


   聞こえるのは風の囁きだけ。


「ハボック少尉――――。」


  俺の言葉で目を見開く君。久しぶりに鼓動が激しい。


 【桜の散る日】


 此処は中央のある通り。その通りに沿って桜が咲いていた。

その桜の木の下でトンチャラ騒ぎが起きている。

 俺、マース・ヒューズも桜の木の下で座ってお酒を静かに飲んでいる。


「中佐〜もっとぉ、飲みましょぉ〜よ〜。」

「大丈夫だ。充分飲んでいるから。」


 話しかけた部下は『えー』と言いながら、顔を近づける。酒臭い。

俺は我慢できず、立ち上がり、移動する。


 そして、違う桜の木の下に座る。


俺は上を見上げる。風になびいている桜の花があった。

 その花びらは散り、舞い降りてくる。


この季節は、ボーッとする季節だ。眠くなる季節と言われるが・・・それとは違うだろう。どっちかと言うと、出会いの春でだろう。


 俺は去年の春、告白をした。そいつは、男。

名はジャン・ハボック。


 告白した場所はベタに、桜の木の下―ロイの計らいで―だ。


『ハボック少尉好きだ。』


 それは、酷く震えていた俺の声。

ハボックはその言葉に目を見開いていた。そして、早口に


『お、俺、お、男ッスよ?!』


 そう言った。俺は思考が回らず、言った一言が、


『べ、別に関係ない。お、俺はハボック少尉の事が好きなだけだ。』


 この時、自分が何言っているのか分からなかった。コレが正しいのか。

俺は急にハボックの質問の意味が分かり、罪悪感が生まれた。

 そして立ってもいてもいられず、


『やっば、何でも無い!わ、忘れてくれ!』


 そう言って俺はハボックに背を向けた。そして、歩き始めた。


 ―――俺は一体何をしているのだ?



『少佐!!待ってください!』


 俺はハボックの声に驚いて、止まる。


『少佐、俺は―――。』



  フッと我に返れば、風は強く吹き、桜の花びらが多く散っていた。



 「クシュッ」


 俺はくしゃみをする。春だと言っても、夜は寒い。


  もう、帰ろう。そう思い、軍の仲間に帰る事を伝えるために立ち上がり、少し歩く。




           「―――少佐。」




 俺は目を見開いて、振り返る。


  ヒラリッ・・・と舞い散る桜の花びら。


 桜色に染まる頬。


 風で揺れる桜の木々。


   ひらりと舞い散る桜の中に キミの面影を見たような気がした


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@言い訳@
 ま、まとめた・・・気がする(殴;気がするだけか!)えーっと・・・【In front of me】の続き・・・そこらは皆様のお考えてw(←逃げだな)ちなみに、今(書いた日)は冬ですw早く春来ないかな・・・^^;

 では色々とスイマセンでした!   失礼します。  平成19年11月17日


背景画像提供者:Abundant Shine 裕様