【Perfect human】
人は優しくで人が『嫌っ!!』と言う事を代わりにやる人に憧れる。
人は自分に何かをくれたり褒めたりする人が好きになる。
それが人の理想図。コレが皆が『完璧』と言われる人間。
より『完璧』に―――。
そのために、嫌な仕事を引き受けた。
笑顔で答えた。
でもね。
胸ら辺が痛むんだ。
それとね、
誰一人、側に寄ってくれないんだ。
――俺の役不足?――
もっと完璧に・・・。
絶対に人前で負を出さない。
出したら終わり。
アレ?
本当の自分は
笑顔?or泣き顔?
分からない。
分からない。
分からない?
分からない?
何故分からない?
何故?
カチャッ。
後ろのドアは開く。そこに居るのはきっと、ティキ・ミック
「やぁ、リーバー。」
やっぱし。この声は間違い無くティキだ。
密かにビニール袋が揺れる独特なカサッカサッと聞こえる。
「フフフッ。今日は日本と言う東の島国の食べ物を買って来たぞ。食え。」
あっ。返事しないと・・・。
「有難う。」
「んー。」
あっ、足音がコッチに近づいてくる。
止まったかと思ったら、俺の隣に幾つもののビニール袋を置く。
そしてティキは俺の顎に手をかけティキの方に振り向かせようとする。
俺は抵抗はしなかった。
でも、どんな顔をすれば良いんだろう。
あぁ。笑顔にならなくちゃ。
そう思ったのはティキの顔が覗き込んだ時だった。
ティキは俺の顔を見て眉間にしわを寄せる。
そして溜息を付く。
「何で顔をしてるんだか。」
「・・・どんな顔をしてる?」
「んー。半端な顔。でも哀しい顔寄り。」
そう言う。
俺は一回、目を閉じる。
そして、今するべき表情を浮かび上げる。結論『笑顔』。
俺は目をゆっくりと開ける。
そして口の両端をあげる。
「じゃぁ、楽しい顔をするよ。」
俺はそう言う。半ば自棄で。
きっと、呆れる所か嫌われる。『完璧』とは遠い表情を見せたのだからだ。
ティキはより深く眉間にしわを寄せ、額を右手で覆い隠す。
そして、深い溜息を吐く。
「お前な・・・劇団の部員か!」
そう言いながら額を覆い隠していた右手と左手を俺の両肩に置く。
顔は微笑していたが目は完璧に怒り色に揺れていた。
きっと、嫌な表情を見せたからだ。触れないのは、俺を傷つけないため。
もう終わりにしたいと思っているのだろうな。
やっと、近づいてくれたのにまだ『ヒトリ』になる。
「ハハ・・そんな演技掛かってないと思うけどな。」
「いや、かなり演技掛かっているよ。」
ティキはそう言うと俺の手にキスをする。
俺はつい目を見開いてしまう。
何で、そんな事をするんだろう?まだ期待してしまう。それとも、お別れの儀式?
ティキは俺の手から離れたと思ったら右手に力を入れ、俺を引き寄せ
抱きしめた。
より強く。より優しく。 これも、お別れの儀式?
「ばーか。作り笑顔なんで笑顔で言わねぇよ。俺の前では偽を装うな。どんな表情でも良い。本当のリーバーを見せてくれ。」
そう言われる。
きっと、離れたいと思っているんだろうな。
俺はティキを縛っているのか?だから、ティキは俺から離れないのか?
「ハハッ・・・本当のって・・・いつも本当の表情だよ。」
ティキを苦しめるぐらいなら、俺から離そう。より苦しめる前に。
「だからお前は馬鹿なんだよ。本当に楽しければ、自然になるんだよ。辛かったら泣け。イライラしたら怒れ。全部、心の中でやるな。」
そんな事を言わないで。せっかく『完璧』になろうと思っていたのにコレじゃあ何時になっても『ヒトリ』だよ。
『ヒトリ』にならないために『完璧』になるのに・・・。コレ以上言うと負を出しそうだ・・。
「そんな事にしたら・・・嫌われる・・・。」
「・・・はっ?・・馬鹿じゃねぇのか?んな事で嫌いになる訳ねぇだろ。逆に今のリーバーが嫌いだ。」
俺はその一言で頭の中が真っ白になる。
やぱっし嫌いなんだ・・・。なのに何故一緒にいる。やぱっし俺が縛っていた?
「溜め込むな。そんなんだからずっと独りなんだよ。誰も偽を装う人なんで好きになれない。だから感情を出せ。感情出しすぎるのも問題だが・・・感情を出さないのももっと問題だ。」
感情を・・・か。でも、
「ティキは俺と何で一緒にいるの?嫌いなんでしょ。」
俺はそう言う。嫌いなら側に居なくで良い。コレじゃぁ、時間の無駄。
ティキは溜息をまだ付く。
「何回も言っているだろ?『好きだ。』『好きだ。』『好きだ』って。」
「でも、さっき嫌いって・・・」
「今の感情を溜め込んでいるリーバーが嫌いなの。俺の好きなリーバーは素のリーバー。」
「・・・はい?」
意味が分からん。
どっちも俺で、どっちも俺自身だ。好きなのに嫌い。矛盾しすぎだろ。
「まぁ、例えるなら・・・まんじゅうのアンコが好きで周りの生地が嫌いって感じ?」
「余計に分からん。」
てか、まんじゅう?
「まぁ、俺はリーバーが好きだ。でも、作り笑顔をして自分の感情を無視するリーバーが嫌いなんだ。俺はリーバーを苦しめたく無いだけ。」
そう言うとティキは俺の肩に顔を埋める。
意味が分からない。俺は結局は俺だ。
「意味が分からない・・・。」
「分からなかったら、流されとけ。何時か分かる時が来る。まぁ、今言える事は俺はリーバーが好きな事だけ。」
結局・・・好きなんだ・・・でも・・・本当は・・・しかし・・・。
「余計な事を考えない。リーバーはだた何も考えず今思った感情や望みを出せば良いんだ。ある程度の望みは叶えるし、感情も色々な感情を出させるよ。」
決定事項な。そう耳元で言われた。
それはつまり・・・ずっと側に居てくれると言う事?
『何で?』なんで、聞いてもきっと答えは教えてくれない。
ティキは『完璧』になるなっと言っているのも同然だった。
何故かそれが正解だと思った。
良く分からないけど・・・。
「ねぇ、ティキ・・・一つだけお願い・・・・良い?」
俺はそう問う。
ティキはそれを聞くとクスッと笑う。
「リーバーのワガママ大歓迎v」
そう言い返す。
俺はティキの背中の服をギュッと握りながら
「ずっと一緒に居て。」
その一言だけ言った。
ティキは一瞬動きが止まったがすぐに俺を強く抱きしめる。
「了解。どっちかが死ぬまで。」
そう笑う。
きっとこの夜が明けたら居なくなるだろう。
でも良い。
まだ此処に戻ってくれれば。
ねぇティキ。
俺はティキが居れば何にも要らないよ。
何でも出来る。何でもする。
だから、
お願いだから、ヒトリにしないで
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@言い訳@
長い・・・シリアス・・・。はぁ・・・・真剣に甘いの書きたいぜ!!(←コッチも甘いのを見たぜ!)
この小説は未完成の漫画のネタから作った話です。本当に、無駄に長いですね《遠い目》
文力が欲しい・・・。そして、甘い話を書きたい!!なんか、ティキリバはシリアスしか無いですね。しかも長い。
本当に色々とスイマセン。 失礼します。 平成19年 8月27日
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