6200Hitリクエスト 【Cherry】
紅い紅い実。細い小枝が二つを繋げている。
それが可愛らしい。勿体無いと思いながら食べると、とても甘く美味しい。
残った小枝は口の中に入れ舌だけで結ぶらしい。結べたらキスが上手い人らしい。まぁ、それは余談。
【Cherry】
「リーバーくーん。疲れたよー。」
「事業自得。アンタにその言葉を言う権利は無いスよ。」
俺、リーバー・ウェンハムが言うと恋人であり上司でもある、コムイ・リーは子供のように頬を膨らませ、ブーブー、と言う。俺は胃の底から溜息が出る。
転職してー。
その時、扉が開けられた。入ってきたのは料理長である、ジェリーさんだった。ジェリーさんは手にピクニックに持っていくようなバスケットを持っていた。
「二人共、食事はまだでしょ?持ってきたわよ。」
「有難うございます。」
俺は礼を言うと、ジェリーさんは手馴れた様に室長室に備え付けられている、客用折り畳み机を出し、その上に二人分の食事を広げた。そこにはつい生唾を飲んでしまうような軽食料理があった。俺の大好きな炭酸水もあった。
かなり嬉しい。
「もう。二人共あんまし無理しないで頂戴ね。貴方たち二人が倒れたらヤバイんだからね。特にリーバーちゃんは。」
「あれれ?ジャリーちゃん、僕じゃないの?」
「コムイちゃんはサボらず仕事をしたら、特に、に入るわよ。」
「なるほどー。」
あははっ、うふふっ、と二人の笑い声のハーモニーが響く。てか、なるほどー、と言うなら、ちゃんとく仕事をしてくださいよ!俺はまだ溜息を吐く。
ジェリーさんはいそいそと室長室から出て、少し開いた扉から顔を出す。
「じゃぁ、お二人でごゆっくりvVバスケットとかは後で返せば良いから。後、科学班の人には、室長室には入るな、と言っとくわvV」
「はぁ?!えっ、ちょっ、そんな事しなませんから!」
「あははっ。スリル満点で良いかもね♪」
「てか、させませんから。させるなら、仕事、ですから。」
ジェリーさんは口元を片手で隠しながら、クスクスッ、と笑う。
「まぁ、どっちにしろちゃんとく食べてね。」
そう言うとジェリーさんは扉をバタッと閉じた。
二人きりの空間。俺はコムイさんが座る前にソファーに、ドスッ、と座る。そして机の上にある、ジェリー特性☆サントイッチvV、を食べる。かなり美味しい。昔、美味しくてこれだけ食べてたら、栄養パランスに悪いわよ、と言われジェリーさんによって止めさせられた。
俺は好きなモノは飽きるまで食べ続ける変な所がある。ちなみに今はナポリタン。ラビが食べてるのを頼んだらおもいきっしハマった。
コムイさんも近づきサントイッチをバクと食べると、んーおいひぃvV、とハートいっばいに言う。まぁ、美味しいのは本当の事だけど。
コムイさんはサントイッチ以外に何か無いかゴソゴソとバスケットを漁った。ある訳ないのに・・・と思ったら、あったらしい。コムイさんはタッパーを手に取り、タッパーの蓋をバカッと開ける。
そこには、紅くて小さな実がいっばい入っていた。そう、一般的に言うさくらんぼ。
コムイさんは子供のように満面の笑顔になる。そしてタッパーの中にあったさくらんぼを摘み、食べる。
「甘いーvV甘いよ、リーバー君w」
「そうスか。俺にもください。」
俺がそう言うとコムイさんはタッパーを俺に突き出す。俺は突き出されたタッパーからさくらんぼを一つ摘み、口に入れる。さくらんぼは熟れていて、とても甘かった。
「甘い。」
「うん。甘いね。あっ、リーバー君、見て見て!」
そう言うとコムイさんは細い小枝で結ばれた二つのさくらんぼを俺に見せる。仲良く、チョン、とさくらんぼがくっ付いていた。
「まるで、僕とリーバー君みたいだね!」
「そうで・・・って、何言ってるんスか!」
俺は危うく同意する所だった。さり気無くセクシャル・ハラメントを入れやなって。しかし、俺の顔は熱いと言う事は間違い無く顔は真っ赤だろう。コムイさんはニヤニヤと笑う。
「何スか?」
「いやーリーバー君って可愛いなーと思って。」
「可愛い、言わないでください。俺は男スよ。」
俺はそう言うとサントイッチをハグッと食べる。コムイさんはクスクスと笑う。笑いながら二つのさくらんぼの内一つをツンと突っつく。
「コッチがリーバー君だね。コッチの方が小さいし。」
「悪かったスね。小さくて。」
「あれー?気にしてた?」
「・・・別に。」
俺は背が高い分類に入るが、コムイさんとは8Cmものの差がある。まぁ、俺以上に大きい奴なんじゃ五万トンはいる。別に気にする事は無いが、もっと差が縮めばなーと思ったことは何回かある。背の事でからかわれるとムカつくからだ。
コムイさんはムクれる俺に大きいさくらんぼを小枝から外し、俺に渡す。
「リーバー君は大きいほうを食べて。僕は小さい方・・・リーバー君を食べるから。」
俺は目を見開いた。リーバー君を食べるから、発言はかなり問題が、それ以前に・・・。
「んな事してどうなるんスか?」
「えへへ。良いじゃん。何か、二つのさくらんぼを分けて食べる何で、可愛いらしいじゃん。」
コムイさんは子供のように頬を紅く染めながら笑う。あぁ、もう。なんでそんな恥かしい事を思いついたり実行したりするんだろう・・・。
俺はコムイさんから渡された大きいさくらんぼを受け取る。コムイさんは嬉しそうに小さなさくらんぼを口に放り投げ、食べる。俺もつられ、食べる。
「美味しいね。さっきのさくらんぼより美味しい!」
「そうスか。」
「リーバー君は?」
モグモグと大切そうに食べながらコムイさんは問う。
んなの決まってる。
「同じスよ。」
だって、このさくらんぼは特別ですから。
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@言い訳@リクエスト内容⇒『コムリバほのぼの』6200Hit
スイマセン!何か、リクエストにあってるかどうか・・・ほのぼのは未だにどう言うのか分かりません;;なので、自分なりにふわわ〜んで甘い話を書きましたが・・・うん。こんなので宜しかったのでしょうか?6200Hit有難うございますvV
では色々とスイマセン。失礼します。平成20年6月18日
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