何故、美しく思えるんだろう・・。
その果実をかじる口元が。
【The forbidden ffruit】
俺、ジャン・ハボックは俺の部屋に来ている中佐であるマース・ヒューズが食べている果実に釘付けになる。
実際は果実よりも口元に見とれているんだけとな。
まぁ、俺の今の感情を一言で言うと『嫉妬』だ。
中佐の口元は俺だけのもの。
その触るだけで痺れる感覚にしてくれる口元が好きだ。
「何を考えているんだ?」
中佐は果実を食べ終わったのか、果実の残骸をティッシュに包んでいた。
俺は微笑しながら
「いえ、だた美味しそうに食べるんだなーと思いまして。」
中佐は「フーン」とどうでも良いと言う感じに相槌を付きながら果実の残骸をゴミ箱に捨てる。
そして何の戸惑い無く、俺の事をギュッと抱きしめた。
中佐は俺の耳元で
「嫉妬しでたのか?」
そう言われ、一気に頭の中が真っ白になる。
まさか、読まれるとは・・・。
心臓はドキドキと早く動く。
中佐はそんな俺の背中をポンポンッと子供をあやすように優しく叩く。
俺は無意識に抱きしめる手の力が強くなる。
何時の間にか、早く響き渡っていた鼓動がいつもの鼓動の早さに戻っていた。
「そうですね。嫉妬しでました。アハハ・・馬鹿ですよね。人すら無い物に嫉妬するなんで。」
だたの果実だ。
そんな事を言っていたら中佐は何も食べられなくなる。
俺はかなり理不尽だ。
「あぁ、ジャンはやっばし可愛いvv」
そう言って中佐はより一層強く抱きしめてくれだ。
そして、中佐は髭をスリスリしてくる。凄いクスぐったい。
「有難うな。嫉妬してくれで。スゲー嬉しいよ。」
中佐はクスっと笑う。
「でも、食べるなと言われでも無理だからなーこればかりは。」
中佐は「ハハハッ」と笑う。
俺はきっと顔が赤いだろう。
中佐は笑い止め、俺のおでこにキスをする。
そして俺の事をしっかりと見つめながら、
「大丈夫。果実ところかこの世の人よりも目に見えない神よりも、ジャンが好きだからな。俺はジャン以外を好きにならない。」
俺は少し涙ぐむ。
俺は男て中佐も男。
野性的本能では有り得ないのに、中佐は野性的本能を無視しで俺の事を好きになってくれる。
それは、どでも嬉しい事。
中佐は俺の涙を舌で拭う。
「泣くなよ。さっきの言葉に嘘は無いからさ。」
「そう・・ですね。」
俺はニッコリと笑う。
そんな俺を見て中佐も笑う。
そして、果実を食べたその口元で俺の唇と触れる。
深いものになる。
その時、さっき食べた果実の甘酸っぱい味が広がる。
「なぁ、ジャン。
もし、この世に『禁断の果実』があるとしたら
ソレは、
『ジャン・ハボック』
かもしれないな。」
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@言い訳@
一応ヒュハボです。
題名の意味は『禁断の木の実』です。が、何故か『木の実』から『果実』になってしまたり・・。
しかも甘いのかシリアスなのか、分からない話に・・・でも、私は『切ない』と思いました。
いつか、終わりが来ると思ったら哀しく思えてきました。(←暗いな。オイ!)
では色々とスイマセンでした。 では失礼します。
平成19年 7月19日
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