昨日、中佐のマースヒューズが此処東方に来た。
理由は仕事。
たま〜にプライベートで来るが・・・大半が仕事だ。
今回も同じ理由。
【Coffee】
中佐は俺、ジャンハボックの部屋のソファーに座りながら資料を見ている。
俺はと言うと・・・中佐の隣で本を読んでいる。
いや、実際は読んで無い。
だた、中佐が構ってくれるのを待っているだけ。
中佐は俺の恋人。正直、もうそろそろ構って欲しい。
俺はチラッと中佐の横顔を見る。
形の良い輪郭。眼鏡の奥にある真剣な瞳。
瞳は右から左へ、左から右へと動いている所を見るとその資料を見ているのだろうな。
今回中佐が関わっている仕事はかなり厄介だ。
此処に東方に来て真っ先に資料室に篭るほど。
いつもなら大部屋に来て10分は居るのに昨日はだったに5分。
しかも、2日目は大抵仕事が片付くはずなのにまだ仕事が溜まっているみたいだ。
溜まっているなら俺の部屋にわざわざ来なくでも良いのに・・・。
俺は水を飲むためにキッチンに行く。座っているだけとは言え、喉は渇く。
俺はコップに水を入れグイと一気に飲み干す。
そう言えば、中佐は喉が渇いて無いのかな。
俺はフッと横を見る。何故かコーヒーの粉があった。
あぁ。そう言う事か・・・。
俺はそのコーヒーの粉を取る。
クツクツクツッ・・・
コーヒーの独特の臭いが部屋中に漂う。
もうそろそろかな・・・。
そう思いコーヒーの器械を止めマグカップ二つにコーヒーを入れる。
両手でそのコップを持ちソファーで待っている中佐の所へ行く。
中佐の前にある机の上にカップを一つ置く。
俺はドスッと中佐の隣に座る。手に持っていたコーヒーは半分しか入ってないから零れる事は無い。中佐のは普通に入っている。
俺はムスッとした顔で中佐を見る。
中佐はさっきと同じように資料を眺めている。
ただ違うのは口元が意地悪く笑っている事だけ。
俺は前に向き直して、だたの白い壁を見つめる。
隣からコーヒーを飲む音が聞こえてくる。
「直接に言ってくれれば良かったのに。」
俺は独り言のように呟く。
「・・・何が?」
「コーヒーですよ。」
そう言うと中佐はクククッと笑う。
俺はその声が余計にムカついた。
「何の事だか分からないな。」
「じゃぁ、言いましょうか?アンタがやった事を。」
「おいおい・・・俺は犯罪者か。」
中佐が俺の方をやっと見つめる。
俺はまだムスッとした顔でチラっと目だけ中佐を見つめる。
「・・・俺・・・コーヒーは仕事でしか飲まないんです。」
「でも、俺が飲むからこの家にも置いてあるんだろ?」
確かに中佐と付き合い始めてから俺の部屋にコーヒーの粉や機械を置いている。いや、置かれた。
「でも、俺が風呂に入る前はそのコーヒーの粉は棚の上に置いといたはずなんですが・・。」
「俺が飲もうとした。でもやっばし止めとこうと思ってそのまま置いてしまったんだ。」
置いて・・・確かに急がしすぎると細かい所まで頭が回らない。でも――
「コーヒー機まで出して置いて、止める事無いですよね?」
しかも、ご丁寧に電源まで付けといで後コーヒーの粉を入れるだけまでセットしといて・・・。
「お互い様だろ?」
「何がッスか?」
中佐はニヤッと笑みを表したと思ったら俺の肩を掴み中佐の方に引きつられた。
そして中佐の膝の上へと引き込まれる。そう、一般的に言われる膝枕だ。
「構って欲しかったんだろ?なぁジャン。」
そう耳元で呟く。
「・・・中佐もそうだったんでしょ?」
「否定はしないな。」
「意地張り・・・。」
「だから、お互い様だろ?」
中佐はそう言うと俺の頭を撫でる。
それが気持ち良くでつい目を細める。
そして俺はハッとして
「あれっ?中佐仕事は?」
「んー?仕事―?終わったぞ。」
「何時?」
「そんな恐い顔をするな。仕事はハボックが風呂に入っている間に終わったぞw」
「・・・約1時間前・・・。」
つまり、このコーヒーを作って欲しいためずっと演技をしでたのかよ!
たくっ・・・この人はガキかっ!!
「コーヒー・・・ご馳走様。」
「もう、飲み終わったんですか?」
「おう。なんせ、ハボックが作ってくれたコーヒーだからなww」
そう言うと髪を沸き分けてデコにキスをする。
その時にコーヒーの臭いが鼻をくすぐる感じがした。
今度は言葉にしで表そう。
そうしたら、中佐も言葉で表してくれるかな?
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@後書き@
コーヒーネタですw落ちが意味不明に・・。
とにかく、コーヒーの話が書きたいなーと思って書きましたwだから落ちとか考えていませんでした《滝汗》
本当に色々とスイマセン。 失礼します。 平成19年 8月21日
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