仕事が一区きりし、リーバーは久々に談話室に行った。そこには先客がいた。アレンにラビに神田にジョニーにロブに・・・・。


「室長・・・なんでここに居るんスか?」

「やだなー息抜きだよvV」

「仕事してくださいよ!」

「別に良いじゃんwそれよりも、リーバーも一緒に話しようぜ。ほら、お菓子もあるさ。」

「・・・まぁ良いや。後で徹夜して貰いますからね。」


 リーバーはそう言うとソファーにトスと座った。

(お菓子に堕ちたな。)と密かに思ったラビに気づかず・・・リーバーはお菓子を手に取り、食べる。


「今、皆で雑談会していたんですよ。リーバーさんも話しましょうよ。」

「雑談か。久しぶりだな。」


 ずっと仕事をしており、それなり話しているとは言え、少人数でゆっくりと話すのは本当に久しぶりだったのだ。リーバーは皆の楽しい雑談に参加できると思い、楽しみにしていた。が、これが地獄になろうと、思っていなかったのだ。


【Gossip】


「それじゃあ、初恋について、話しましょvVじゃぁ、リーバーさんからw」

「俺からか?」


 リーバーは自分の顔を指で指しながらアレンを見ると、アレンは満面の笑顔のまま頷く。急の高レベルの雑談に戸惑いながら考える。


「俺、初恋とかした事ないからなー。」

「え?!無いんですか!」

「あぁ。ずっと勉強だったからなー。」

「ストライクも?」

「可愛いなーとかあるけど、好き、までいかないな。」

「リナリーにストライクはないよね?!ないよね?!」

「純粋に可愛いなーぐらいですよ。恋心はありません。」


 リーバーは小さい頃から勉強をしてきた。だから、初恋が出来なかったと言う、悲しきや26歳。独身。そんな話を広げたのは意外にも神田だった。


「そう言えば、6年前も同じ事言っていたな。」

「あー確かに。あの時は同僚に恋人が出来たとか聞いて本気でショックが起きていたからなー。あの時はごめんな。神田。」


 6年前。リーバーは全然勉強が出来なかったリナリーと神田に色々な事を教えていた。言葉に科学に数学など、基本的な事を教えていた。神田にも熱心に教えていたが、リーバーの熱意が伝わらず、途中で断念。それでも、毎回来ていた。嫌いではなかったらしいのがリーバーの救いだった。

 そんなリーバーと神田の会話に周りが疑問に思わない訳がない。


「6年前って何ですか?」

「あぁ、リナリーと神田に勉強教えていたんだ。」

「そんなんですかー。でも、リーバーさんに教えてもらったわりには・・・ねぇ?」

「何だもやし。何か言いだそうだな。あぁ?」

「神田は馬鹿だって言いたかったんですよ。」

「腹切をしてやろうか?ああ?」

「出来るものならやってみなさい。馬鹿神田。」


 神田とアレンは火花が散るほど睨み合っていた。リーバーはそんな二人を見ながら苦笑いを浮かべた。


「でも、リナリーがまさかリーバーに教わっていたとはな。」

「あぁ。まぁ、そんな難しい問題は教えてない。本当の基本しか教えてないしな。」

「あれ?班長、リナリーにも言ったんスか?その嘆きをふぁ」

「ばっ!ジョニー!」


 フッと思ったことを言ったジョニーはロブによって口を塞がれた。確かにさっきの流れではリナリーにも言った事になる。 実際にリナリーにも話した。いや、もっと言えばリナリーに話された。溜め込んじゃ、だめ!、と言われてつい話したのだ。リーバーはつい言ってしまい・・・その後の解決がまだ問題。


『じゃあ、私がはんちょの初の恋人になる!』


と言ったのだ。その時はリーバーはリナリーの頭を撫で、有難う。気持ちだけ頂く、と言ったのだ。勿論、この事のことはリーバーとリナリーと神田だけの秘密だった。

そして今、此処でこの事を言ったら、間違い無く殺される。

 躊躇しているリーバーを見て重度のシスコンごとコムイはいつのまにリーバーの後ろに居た。


「あれれ?リーバー君。話せないのかな?」

「!!し、しつちょ!」

「答えは二択だよね?言えないの?言えない理由でもあるの?ねぇ?あるの?」


 コムイの続けざまの問いにリーバーはつい立ち上がり、ズリズリとコムイから離れる。コムイはズイズイとリーバーを追い詰める。


「ははっ、まさか。リナリーには言ってませんよ。断じて言ってません!」

「本当かい?何でそんなに大量に汗を噴いているんだい?」

「あ、熱くて。」

「此処は冷房がついており、汗など出ない筈だよ?」

「お、俺は汗っかきなんスよ!」

「僕をなめてるの?リーバー君は汗っかきじゃないよね?そうだよね?」

「・・・はい。」

「じゃぁ何で汗をかいてるの?僕に君の嘘が通じると思っているの?思わないよね。リナリーに話したのかい?リナリーに君の不純な話を話したのかい?」


 リーバーは下がりに下がって、壁に当たる。リーバーは横に逃げようとした。その時だった。


 タンッ!!


 コムイはリーバーの両端の壁に手を置いた。逃げられない。


「さぁ、本当の事を聞こうか?リナリーに話して、どうなったのかな?ん?」

「もう許してください!!」


「コムイ兄さん!リーバー班長を苛めないで!」


 可愛らしい声。その声にコムイは振り向くと、そこには漆黒のツインテールに瞳を持つ少女が居た。そう、リナリーである。コムイはリナリーに気づき、ハートマークを大量に放出しながらリナリーに近づき、抱きしめる。リナリーはいつもの事だから否定せず、抱きしめられたままコムイに問う。


「コムイ兄さん、リーバー班長を苛めちゃ駄目でしょ!」

「だって〜リーバー君が教えてくれないんだもん!」


 コムイが子供のような声を出すとリナリーは溜息をつく。


「何の話?」

「いや、6年前の話。」

「リーバー班長が恋人が居ない事を嘆いていたのをリナリーにも話していたかどうかを聞いていたんだよ。」

「あぁ、あの日の事。」


 リーバーはリナリーの言葉を聞いて、しゃがみ込み、獣のように四つん馬になりながらソロリソロリ歩く、が、コムイによって白衣の襟を掴まれた。リーバーの汗が止まらない。


「これはどう言う事かな?それ以上に何か隠してるでしょ?」

「何の事でしょうか?」

「何で隠すの?」

「いや、何も無かったですよー。(棒読み)」

「何で棒読みなの?さぁ、勇気出して言ってみなさい。」

「本気で何もありません!だから許してください!!」

「リナリー。リーバー君に何かされたのかい?」


 コムイの問いを聞いてリナリーは記憶の糸を辿った。リーバーは、思い出すな思い出すな、と願うが、その願いは砕けるのだった。リナリーは昔の自分の言った乙女チックな台詞を思い出し、顔を紅潮させた。

 そんな初々しい表情を見たコムイは生々しい武器(えもの)を取り出した。そして涙を流しながら、壊れたように笑い出す。


「違っ!俺は何もしてな―――」

「AHAHAHA!!リーバー君を今すぐ抹殺する!!」

「いやああぁぁぁぁ!!!」


 必死に床に這いずりながら逃げようとするリーバーにコムイは銃を撃つ。それを見ていた残された三人は


「俺、余計な事言ったかな?」

「気にするな。」

「てか、これってもはや雑談じゃないさ。」


 3人はお茶を飲みながらコムイとリーバーの死の鬼ごっこを見ていた。


「てか、リナリー。リーバーに何されたんさ?」

「な、何もされてないわよ!逆に言っただけよ。」

「言った?何をさ?」

「〜っ!何も!」


 その後、リーバーはコムイに捕まり、散々襲われた。


しかも、その後、リナリーを襲ったと言う噂が流れ、リナリーファンに嫌がらせを受けたとか受けないとか。


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@言い訳@リクエスト内容⇒『何かの雑談会。班長質問攻めになる。(コムイ+科学班+エクソシスト)』

 本当にスイマセン(土下座)最終的にリバリナですね!(殴)だから無理矢理コムリバ風を・・・(殴)捕まった罰は、うふふっ(ド殴!)そしてリナリーファンの虐めは、ウフフッ(ド殴!!)
 気に入らなかったら言ってください!
  では色々とスイマセン。失礼します。平成20年7月24日


(7/25追加)Next⇒



背景画像提供者:Abundant Shine 裕様